こんにちは
風邪がなかなか治らなくて苦しんでいる源さん1号です!
今日は、最近、完工した屋根の葺き替え現場の写真をアップします。
みらい住建では、請け負う工事の1/3が外壁リフォーム(主に塗装が多いです)、1/3が屋根リフォーム(主に葺き替えが多いです)、残りの1/3が改築・増築・内装リフォームです。
ここ最近、戸建住宅に使われている屋根材は『コロニアル』と呼ばれている屋根材です。
安価の為、多く使われますがメンテナンスは必要です。
15年位で一度は、塗装が必要です。
その後のメンテナンスは葺き替えです。
私たちは、一度塗装したコロニアル屋根は2度目の塗装は基本的に請けません。 理由は、『剥離』の危険性が極めて高い為です。
2回目に塗装する際は、最初に何をどういう仕様で塗装したかが分からない場合は、既存の塗膜をケレンして剥がさないと必ず、剥離するからです。
このケレン作業が大変で、手作業で人手が必要になり、コストを考えたら葺き替えの方が断然お得です。
さらに昔のコロニアルの場合は、石綿の問題もあります。
そして葺き替える際、コロニアルを撤去してコロニアルを再度、葺き替えるのと金属瓦を葺くのでは金属瓦の方が少し高いくらいです。
ですから葺き替えは金属瓦を断然、お勧めします! では、どんな感じで仕上がった行くのかご覧下さい。
左側上の写真は、既存のコロニアル屋根です。
色の退色もひどく塗膜の疲弊もひどい状態です。
コロニアル屋根の場合は、石綿の問題もあり『カバー工法』で葺きます。
コロニアルの棟の部分(ここは金属製です)を撤去し、屋根部はコンパネ(ベニヤ板の厚いタイプ)を貼ります。
【上の写真右側】
コンパネを貼ることで、屋根の凸凹をなくします。
コンパネを貼り終えたら、屋根全面に防水紙(ルーフィング)を貼ります。
このルーフィングが雨の侵入を防いでくれます。
【上の写真左側】
ルーフィングにもグレードがあります。
みらい住建では最低でも、ゴムアスファルトルーフィングを使用します。
この辺も新築の問題点です。
新築の際に、紙アスファルトルーフィングではなく、ゴムアスファルトを使うだけで家の持ちは変わるはずなんですが、コストの問題でね・・・
ルーフィングが貼られたらその後、金属瓦本体や役物を葺いて行きます。
【上の写真右側】
遠くに見えるのは源さん2号です(仕事をしてるところを初めて見た
最後に棟部などの役物を取り付けて終了です。
キレイに仕上がりました。
この現場は切妻で屋根の形状も難しくなく、勾配も普通です作業もしやすいです。
最近はデザインを重視してか、多面体や急勾配の屋根も増えて大変です。
今、施工中の屋根もほとんど『垂直』な現場があります。
これもキレイに仕上がってきていますので、次回ご紹介させて頂きます。
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- 2011/02/20(日) 10:26:54|
- リフォーム外装
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