今月から着工する少し規模の大きなリフォーム工事の現場があります。
以前、ブログでも記事に取り上げた案件です。
18日から着工します。
源さん1号である私のお客様ですので現場管理も私がさせて頂きます。
日々、ブログに紹介させて頂きます。
工事に入前に、床下の補強等のことで相談を受けました。
このお施主さんのお家は、液状化現象が発生した場所でもあります。
ところが、このお施主さんのお宅だけは被害がまったくありませんでした。
最初は、液状化の問題で床下の補強を見て欲しいと言われたのかと思ったのですが、実は、以前、フローリングを張替えた際、一部、床下の補強をしたので問題がないかを確認して欲しいと言うことでした。
そこで、工事前に実際に床下に潜ってみました。
・束石が完全に崩れています。
・実は、横に張り付けた板の後ろに「コンクリートブロック」が束石の変わりにおかれています。
・このコンクリートブロックで「大引」を支えているようです。
・築30年弱のお宅です。
・私の経験、知識ではどうしてこのように崩れたか正直、分かりません。
・束石が崩れている周りの土を見ると白い結晶のようなものがあります。
・一見すると、『塩』に見えます。
・布基礎の切れている面です。
・切れている面は何箇所かありますが、その全てに亀裂が深くあります。
※工事監督ならびに協力業者へこの写真を送ってすぐに原因究明をして対策を講じなければなりません!
- 2011/07/16(土) 18:00:00|
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毎日、暑いですが夏バテしていませんか???
ところで、最近は夏バテと言う言葉より『熱中症』と言う言葉の方を良く聞くと思いませんか
あまりに暑過ぎて、バテる前に熱中症で倒れる・・・。
異常気象でしょうか
この厳しい暑さの中で、毎日、職方さんは現場で頑張ってくれています。
とくに屋根の職方さんは施工場所に日陰と言うものがなく、太陽に直接、照らされていますので大変です!!
以前、屋根の親方さんが、新しい職人さんを夏前に採用すると、暑さにめげて皆、辞めていくから秋以降、入れるんだと話していました。
私たちも、夏の今の時期は一番きついです!現場管理もあります、営業もしないといけません。
でも、屋根の上で作業している方々に比べるとぜんぜん、らくちんです!
さてさて、そこでこの厳しい暑さの中で屋根を葺いている現場を紹介します。

※既存の屋根はコロニアルです

※コロニアルの場合は、カバー工法と言い既存コロニアルを剥がさないで、その上に金属瓦を葺いていきます。
※これは、剥がすと当然、切断や折ったりしますのでアスベストが飛散するためです。
※ただ、コロニアルに直接、金属瓦を葺く業者がいますが私はこの施行はお勧めしません。
※コロニアルの上に、コンパネ(厚いベニヤ板)を貼っていきます。これで屋根の凸凹を直します。

※その後、防水紙(私たちの会社では、ゴムアスファルトルーフィング)を貼っていきます。

※本体を葺いていきます。
※軒先やケラバ等にいろいろな役物(部材)を使用しますが、職人さんたちと考えて造った部材もたくさんあります。

※完成です。
金属瓦を葺く職方さんはカテゴリーとしては『板金業』になります。
もともとは、東北地方(積雪地方)で板金の屋根は生まれました。
その後、意匠性や性能が高まって今のような金属瓦が誕生しました。
このような背景があるからか、当初、メーカーは本体以外のいろいろな部位に使用する役物を作っていなかったのです。
理由は、それぞれの板金屋さんが自分で折れば良いからと言う発想のためです。
しかし、それでは、施工効率が低い(=施工手間がかかる=人件費が高くなる)。
また、入った親方のよって納め方が違うことにまります。
そこで、効率をあげ、どこの誰が入っても同じ収まりにするためいろいろな共通役物を作ったのです。
私たちがこだわっている部分です。
- 2011/07/15(金) 15:35:49|
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3月11日の震災から約4ヶ月が経ちました。
建築、とくにリフォームの業界も資材の納入、職方さんの手もだいぶ落ち着いてきました。
関東圏、特に首都圏の地震の被害の現場を見て、特にどんな被害が多かったか・・・
①液状化現象
テレビでは千葉県浦安市を大きく取り上げていましたが、小さい規模では相当、多くの地域で被害が出ているようです。
【補修】
家の傾きを修正するのは大変な工事で、500万~1,000万程度はかかるようです。
同時に液状化の被害が出ているところは、門扉、門壁等も必ず、被害が出ています。
②屋根(和瓦9の被害
一番多かったのは、和瓦、特に大屋根の棟部の崩れ、のし瓦の崩れのように思います。
【補修】
私たちは、軽い金属瓦へ葺き替えることを勧めます。
葺き替えの予算がないと言われ方へは、瓦の積み替えをお勧めします。
③壁の損傷(ひび割れ等)
これは、液状化による二次的被害のケースが多いです。
家が傾いた為、外壁部と構造部材(柱など)の間がずれて外壁部にひび割れが生じている状態を良く目にしました。
※外からしか見ていないため、外装周りの被害しか見ていませんが、上の3項目の被害が多かったように思います。
私どもの協力業者さんの中でも屋根屋さん、瓦屋さんは本当に忙しい4ヶ月だったと思います。
今日は、いろいろ工事をしてきた中で、比較的安価な『棟の部分の積み直し』工事を紹介します。
最初に痛んでいた現状の一部を見てください。
鬼瓦が外れたり、棟部や下り棟部などがずれています。
そこで、いったん棟の瓦を外して、きれいに掃除をしたあとシルガードと呼ばれる材料で棟を載せ替えます。

一度、棟瓦をすべて外して、ホコリ、ゴミ、土などをすべてきれいに取り除きます。
そしてシルガードをつめて、上にのし瓦を載せます。
棟瓦の上に、再度、シルガードを載せます。
その上に、棟部ののし瓦を載せます。
もう一度、シルガードを載せて、この上に棟瓦を載せていきます。
棟瓦を載せて、番線で縛って完了です。
葺き替えに比べて安価です。
しかし、最近は和瓦の重さの問題、地震による瓦の欠損、落ちることでの被害が多くなっているので、できればやはり葺き替えた方が良いと思います。
- 2011/07/14(木) 14:01:53|
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基本的にアナログ人種の源さん一号が、今度は携帯からblogをアップしてみます。
今回の記事は丸子温泉です。
お年寄りから若者まで、いつも沢山のお客様がいます。
会社から歩いて30秒です。
- 2011/07/13(水) 17:11:10|
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アナログ人種が四苦八苦しながらホームページを制作し、blogを書いています。
今回は携帯からblogをアップしてみます。
そこで新丸子でも有名な丸子温泉を紹介します。

会社から歩いて30秒のところにあります。
- 2011/07/13(水) 17:04:09|
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またまた、ブログが停滞してしまいました。
未来住建は、昨年の6月24日に設立されました。
新丸子のこの土地に事務所を借りて入室したのが、昨年の7月1日。
実際の営業開始は、7月13日からでした。
決算月は5月です。
6月は、社長業としてすこし時間を取られました。
当初、7月13日から『源さん1号』『2号』の2名でスタートした会社も、現在では『源さん8号』まで在籍します。
そろそろ、源さん1号から8号までの源さんの顔写真をブログに公開したいと思っています。
あと少し待ってください。
もっとも全員、中年オヤジですから、公開を待っている人はいないと思いますが・・・。
さて、最近のことで、少し納得の行かないことがありましたので愚痴ります
最近、着工した現場の近くの写真です。
現場は、写真の左奥(道が左にカーブしている先)です。
右にあるのは、某私鉄の線路です。
工事は、外壁塗装と屋根葺き替え工事です。
お施主さんのお宅が、線路に隣接して立っており、足場を組む際、空中越境かまたは、線路内の敷地を借りて立てざるを得ない状況です。
その為、鉄道会社さんへ連絡してリフォーム工事の内容、足場の設置等の説明をしました。
その後、実際の現場を調査すると言うことになりました。
鉄道ですから、工事のトラブル等で事故などが起きては大変です。
必要書類を提出して鉄道会社の承認後、鉄道会社の工務の方、立会いの元、足場を立てることになりました。
また、当日は指定された警備会社のガードマンを立てるように指示を受けました。
納得がいかないのは、足場を組む際、ばらす際、鉄道会社の方の立会いの費用(人件費)を支払わないとならないことです。
それも時給が、1万数千円です!!
私たちも鉄道を利用しています。
お施主さんも鉄道を利用しています。
線路の近くに家があって工事をする際、安全面から会社の方が立ち会うのは当然と思いますが、この高い時給はいかがなものでしょうか・・・・?
ふ・・・・・。どういう経緯で線路の近くに家が建ったかわかりません。
(逆もあります、どういう経緯で家の近くに線路が引かれたかわかりません)
後から線路が引かれたのであれば、いろいろ迷惑を被っているのはお施主さんで、そのお施主さんがリフォームをする際、高額な立会い費用を払わないといけないのはなんとなく釈然としません。
実際は、リフォーム会社が支払うのですが、ちょっと高すぎませんかね・・・?????
- 2011/07/12(火) 19:20:09|
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