毎日、暑いですが夏バテしていませんか???
ところで、最近は夏バテと言う言葉より『熱中症』と言う言葉の方を良く聞くと思いませんか
あまりに暑過ぎて、バテる前に熱中症で倒れる・・・。
異常気象でしょうか
この厳しい暑さの中で、毎日、職方さんは現場で頑張ってくれています。
とくに屋根の職方さんは施工場所に日陰と言うものがなく、太陽に直接、照らされていますので大変です!!
以前、屋根の親方さんが、新しい職人さんを夏前に採用すると、暑さにめげて皆、辞めていくから秋以降、入れるんだと話していました。
私たちも、夏の今の時期は一番きついです!現場管理もあります、営業もしないといけません。
でも、屋根の上で作業している方々に比べるとぜんぜん、らくちんです!
さてさて、そこでこの厳しい暑さの中で屋根を葺いている現場を紹介します。

※既存の屋根はコロニアルです

※コロニアルの場合は、カバー工法と言い既存コロニアルを剥がさないで、その上に金属瓦を葺いていきます。
※これは、剥がすと当然、切断や折ったりしますのでアスベストが飛散するためです。
※ただ、コロニアルに直接、金属瓦を葺く業者がいますが私はこの施行はお勧めしません。
※コロニアルの上に、コンパネ(厚いベニヤ板)を貼っていきます。これで屋根の凸凹を直します。

※その後、防水紙(私たちの会社では、ゴムアスファルトルーフィング)を貼っていきます。

※本体を葺いていきます。
※軒先やケラバ等にいろいろな役物(部材)を使用しますが、職人さんたちと考えて造った部材もたくさんあります。

※完成です。
金属瓦を葺く職方さんはカテゴリーとしては『板金業』になります。
もともとは、東北地方(積雪地方)で板金の屋根は生まれました。
その後、意匠性や性能が高まって今のような金属瓦が誕生しました。
このような背景があるからか、当初、メーカーは本体以外のいろいろな部位に使用する役物を作っていなかったのです。
理由は、それぞれの板金屋さんが自分で折れば良いからと言う発想のためです。
しかし、それでは、施工効率が低い(=施工手間がかかる=人件費が高くなる)。
また、入った親方のよって納め方が違うことにまります。
そこで、効率をあげ、どこの誰が入っても同じ収まりにするためいろいろな共通役物を作ったのです。
私たちがこだわっている部分です。
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- 2011/07/15(金) 15:35:49|
- リフォーム外装
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